通いサービスはるかぜ

紅葉狩り

こんにちは 通いサービスはるかぜで介護士をしている森下です。
11月は諏訪湖周辺の紅葉を眺めながらドライブに行きました。車窓から見える紅葉に利用者の皆さんは「わあ綺麗」と声を上げていました。
秋の澄んだ空気の中、心地よいドライブとなりました。そして訪れたのは例年より少し遅めの紅葉の出早公園。園内は赤や黄色に色づいた木々で埋め尽くされ、太陽の光に照らされて別世界のようにキラキラ輝いていました。車いすの利用者さんも職員のサポートのもと、ゆっくり周辺を散策。紅葉した葉を手に取り、その暖かさに触れたり、秋の香りを深呼吸したりと、五感で秋を感じていました。


※写真は利用者の取材掲載許可済

※写真は利用者の取材掲載許可済


※写真は利用者の取材掲載許可済

※写真は利用者の取材掲載許可済


※写真は利用者の取材掲載許可済

※写真は利用者の取材掲載許可済


紅葉狩りは、美しい自然の中で心身のリフレッシュを促す素晴らしい活動です。認知症の方にとっても様々の良い効果が期待できます。紅葉狩りは単に美しい景色を楽しむだけでなく、五感を刺激し記憶を呼び覚ますきっかけにもなります。認知症の症状を抱える方にとっても、季節の移ろいを感じ周囲の人との触れ合いを楽しむことは、心身に良い影響を与えると考えられています。
はるかぜでは今後も、様々なレクリエーションを通して利用者の皆様の生活に彩を添えていきたいと考えています。


地域の保育園の子供たちとの交流会

こんにちは。通いサービスはるかぜで介護士をしている朝倉です。

10月は地域の保育園の子供たちとの交流会を行いました。
普段、地域の方と関わることが少ない利用者さんもいらっしゃいます。人とのつながりを持ってもらうため、また子供たちに少しでもこの場所について知ってもらうために、今回初めて企画しました。

11月と12月のカレンダー作りを行いました。模造紙に数字に切った画用紙を貼ったり、秋やクリスマスのモチーフの絵に色を塗ったりしました。子供たちは利用者の皆さんに出来上がったものを見せに行ったり、利用者さんからの質問に明るく答えたりして、たくさん交流していました。利用者の皆さんも、子供たちの明るく元気な様子を見て表情良く過ごされ、笑顔を見せていました。


※写真は利用者の取材掲載許可済

※写真は利用者の取材掲載許可済


※写真は利用者の取材掲載許可済

※写真は利用者の取材掲載許可済


※写真は利用者の取材掲載許可済

※写真は利用者の取材掲載許可済


認知症の方にとって人や社会とのつながりはとても大切です。人や社会との関わりの中では「会話すること」「言葉を考えること」などでたくさん頭を使い、脳が活性化します。また、人と会話し、コミュニケーションをとることは、ストレスの軽減や抑うつ傾向の改善にもつながります。

今後も地域の方との交流を深めていきたいので、交流して下さること方がいましたら、はるかぜまでご連絡ください。


通いサービス はるかぜ(認知症対応型通所介護)


認知症の方にとっての外出はどんな効果があるのか

こんにちは。はるかぜで介護士をしている山岡です。
今回は【行事】【お出かけ】についてのお話です。
はるかぜでは毎月季節にちなんだ行事を行っています。
季節を感じてもらうことで時間感覚を取り戻したり、食事では認知機能により刺激を与え『見て』『食べて』脳の働きを活性化させてくれます。
9月末には、ぶどう狩りに行きました。
普段あまり食べない方も自分でぶどうを取りに行き「おいしい」と食べていました。
外で食べるには天気、気温も丁度良く、気分転換になったかと思います。


※写真は利用者の取材掲載許可済

※写真は利用者の取材掲載許可済


※写真は利用者の取材掲載許可済

※写真は利用者の取材掲載許可済


9月の行事

9月16日17日18日と敬老会を行いました。
節目を迎えられた方へ賞状をお渡しし、職員によるマジックショー、懐かしの歌を歌い最後に靴下をプレゼントをさせて頂きました。

朝、晩と涼しくなってきました。季節の変わり目は体調を崩しやすいです。
室温にも気をつけてお過ごしください。


※写真は利用者の取材掲載許可済

※写真は利用者の取材掲載許可済


※写真は利用者の取材掲載許可済

※写真は利用者の取材掲載許可済


認知症の方に水分を摂ってもらうには・・・

皆さんこんにちは。通いサービスはるかぜで介護士をしている村田です。
今年は暑い日が続き熱中症で搬送された件数も過去2番目に多い高水準となっています。認知症の状態にある方は自分の意思を適切に言葉で表現することが難しくなっています。頭痛がする、身体がだるい、めまいがする、寒い、食欲がないなどの不調を発信することができず脱水が進んでから周囲が気付くことが多いです。そうならないために、はるかぜでは水分補給の方法を検討しました。一日の水分摂取量は食事を別として1000ml~1500mlと言われています。以下はるかぜでの水分摂取量と時間になります。

1回目 9時半から10時、来所してすぐ緑茶の提供
2回目 10時半から11時半 スポーツドリンクの提供
3回目 12時 昼食時 麦茶の提供
4回目 昼食後 レモンティーの提供
5回目 15時 麦茶の提供
1回の水分量は200mlくらいです。
利用している際、合計5回は水分補給をしています。

ご高齢により体内の水分貯蔵量が少なくなり、皮膚が乾きやすく、体温調節もうまく働かなくなって熱がこもりやすくなります。また体温調節機能の低下で暑さにも自覚しにくく水分をあまり摂らなくなります。なので、はるかぜでは様々な種類の飲み物を用意し、こまめに水分を摂れるようにしています。

まだまだ暑い日が続いていますので適切な水分補給をして体調を崩さないようにお過ごしください。

8月は夏祭りを行いました。

射的、ヨーヨー釣り、花笠踊りを行い夏を感じて頂きました。


※写真は利用者の取材掲載許可済


※写真は利用者の取材掲載許可済


9月12日、13日はケアセンター赤砂でも夏祭りを行います。


12日は14時から15時に諏訪神太鼓の演奏
13日は13時半から15時半に各部署でゲームを行います。
ご家族の方、地域の皆さんもこの機会に是非ご参加ください。


「リズム体操」をご紹介

こんにちは!はるかぜで介護士をしている朝倉です。
今回ははるかぜでの取り組みの一つ、「リズム体操」を紹介したいと思います。

はるかぜでは毎日、「リズム体操」というものを行っています。
音楽に合わせてカスタネットを叩きながら、体操をするというものです。
現在、「365歩のマーチ」「おら、東京さ行くだ」「りんごの唄」「春一番」の4曲のバリエーションがあります。
懐かしいこれらの歌が流れると、皆さん口ずさみ、体を揺らしながら参加されます。


※写真は利用者の取材掲載許可済

※写真は利用者の取材掲載許可済


幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」という物質があるのをご存じでしょうか。
セロトニンとは神経伝達物質の一つで、精神を安定させる働きがあります。
セロトニンの働きが低下すると、意欲が低下したり、不安になったり、認知症の周辺症状が助長されたりします。
このセロトニンの分泌を促進するには、‘リズムを刻む運動’ が効果的です。まさに「リズム体操」ですね。
リズムを意識して行うと、咀嚼をすることや、呼吸をすることでも効果を得ることが出来ます。

はるかぜでは、このリズム体操を通じて、適度な運動と、利用者の皆様が明るい気持ちになれることを目指しています。


7月行事

7月は七夕まつりを行いました。牛乳寒天作りや七夕クイズをしたり、短冊に願い事を書いたり、笹飾りを作ったりして七夕の雰囲気を味わいました。


※写真は利用者の取材掲載許可済

※写真は利用者の取材掲載許可済


~徘徊には理由がある~

こんにちは~。はるかぜで介護士をしている小松です。
最近暑くなってきましたね。熱中症にかかるリスクも高くなっています。
家の中にいても熱中症にかかることもありますので、水分補給をこまめにしてお過ごしくださいね。

さて今日はご家族からの困り事で多い、【認知症の方の徘徊について】はるかぜでの取り組みをお伝えします。
認知症のある方はあてもなく歩き回っているわけではありません。家の外に出るには、必ずなんらかの理由があるのです。
それは、仕事に行く、誰かに会いに行く、買い物に行くなどそれぞれです。そしてその行動は過去の思い出や習慣に基づいていることがほとんどです。ただ明確な意図をもって歩き始めていても、途中で自分がなぜ外に出たのか、どこに向かっていたのかを忘れてしまうことがあります。そのため外出の理由を説明できなかったり、戸惑ってしまうことも多く、周りの人から見るとあてもなく歩いているようにみえるのです。


はるかぜを利用されている方の中にも、そわそわ落ち着かなくなり、歩き出す利用者がいます。そんなときはゆっくり理由を聞いたり、一緒に歩いたりしています。理由を聞いて傾聴するだけでも落ち着かれることもあります。一緒に歩いたりしていると途中で違う事を話だし落ち着かれることもあります。一番大事なことは本人の気持ちを知ることです。

はるかぜでは24時間生活変化シートを活用し、本人の気持ちの変化に何が影響を与えているのかを考え日々対応しています。職員が同じ対応をしていても、職員の声のトーンや話し方、その時の環境(周りが騒がしかったり、室内の温度、明るさなど)でも変わります。これから増々暑くなります。家での環境はどうか、今一度気にかけてみてください。



6月は松本スカイパークに外出しました。


※写真は利用者の取材掲載許可済

※写真は利用者の取材掲載許可済


通いサービスはるかぜ 5月のイベント紹介

皆さん、こんにちは。
通いサービスではるかぜで個別機能訓練(リハビリ)を担当しています藤森です。
5月もはるかぜでは認知機能・身体機能に焦点を当てて、様々なイベントを提供してきました。

〇季節感を感じるために「鯉のぼり」「藤の花」を見に行きました。


※写真は利用者の取材掲載許可済




「鯉のぼりどら焼き」作りでは、混ぜる・焼く・デコレーションをするといった工程で作りました。 

調理は女性にとって慣れ親しんだ作業であり、意欲的に取り組んで下さいました。 

デコレーションは手指の機能訓練にも繋がりました。



※写真は利用者の取材掲載許可済




認知症リハビリは「五感」を使う事が大切です。
これからも楽しい作業活動を通して、利用者様の健康を支えていきたいと思います。