「在宅医療の現状と課題」木下医師が講演
南信勤労者医療協会・諏訪共立地域連携相談センターは4月14日、諏訪共立病院デイケア室で、「在宅医療の現状と課題~特に看護の役割を中心に~」と題し、木下真理子医師(地域在宅事業部長)の講演会を開きました。主に看護師を対象にした内容で、病院職員や近隣自治体の社協職員、ケアマネージャー、新聞を見て来たという地域住民の方など、52名の参加がありました。
木下医師は、全国的に高齢化が進み、独居や老々世帯が増え「超高齢独居時代」に突入していると指摘。特に当法人のある下諏訪町は高齢化率36%、全国平均からみて10年先を行っている。在宅分野に関わる看護師は医師のいない場所・状況下で医療の要になる職種であり重要な役割を担っていると強調しました。
講演後には参加者と意見交換があり、日々の医療現場で感じている事等を共有しました。