当病棟について
回復期リハビリテーション病棟とは?
回復期リハビリテーション病棟は、病気や外傷により行えなくなった日常生活に必要な動作(食事、トイレに行く、着替えをする、歩くなど)を練習して、寝たきりの予防と自宅退院を目指すことを目的とした病棟です。
脳卒中や骨折、手術後などの廃用症候群となった患者さんを対象にし、集中的なリハビリテーションを提供します。
患者さんの状態に合わせ、1日に2~3時間のリハビリテーションを毎日行っています。
当院における回復期リハビリテーション病棟の特徴
- 公共交通機関の利用や自宅での動作など、スタッフ同行での外出練習も積極的に行っています。
- 朝と夜のパジャマ⇔普段着への着替えを実施することで生活リズムを整えていきます。
- 看護師、介護士、ソーシャルワーカー、療法士といった多職種で構成するチーム活動を行っています。
- 必要な患者さんに対しては、外部からの往診も実施しています。
※入院中に具合が悪くなった際、検査が必要になった場合には、当院の一般病棟や他院へ転棟・転院していただくこともあります。
多職種合同チーム活動(看護師・介護士・ソーシャルワーカー・療法士)の紹介
◎ 病棟活動チーム
入院生活では、日時や季節感が薄れていきやすいです。そこで、月に1~2回レクリエーションを企画し、季節に合わせたイベントを行っています。
例)お花見会、ボランティアによる演奏会、運動会、クリスマス会など
◎ 排泄支援チーム
排泄チェックシートを用いて、便秘や失禁など患者さんの悩みを知り、排泄困難の原因を考え、それぞれの患者さんに適した排泄用具の選定をするなど、排泄の自立に向けて支援していきます。
◎ 退院後調整チーム
退院後2週間から1ヶ月で患者さん宅を訪問か電話連絡し、退院後の生活で困っていることや、入院中の話を聞かせていただき、病院でのケアの質を高めること、患者さんの過ごしやすい環境作りを心掛けています。
集団レクリエーション
当院における回復期リハビリテーション病棟の実績
当院では数日間でも住み慣れた地域で生活できることを目指しています。
2018年度 | 2019年度 | 2020年度 | |
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在宅復帰率 | 92.0% | 90.1% | 89.8% |